【おすすめ漫画】サムライソルジャーのあらすじ 年齢層が高いヤンキーマンガ!

おすすめ漫画「サムライソルジャー」

個人的には少し珍しい、登場人物の年齢層が若干高めのヤンキー漫画です。主人公である新太郎が少年院から渋谷に戻ってきたところから話が始まります。

新太郎は渋谷で伝説と呼ばれるチーム「ZERO」のメンバーでしたが、親友の死をきっかけにまっとうに生きようと思います。

 

しかし、古巣の渋谷でバイトをしていると、かつて共に「ZERO」を立ち上げた桐生が不穏な動きを見せていることを知ります。

桐生は、死んでしまった雫と同じく新太郎にとってはかけがえのない友達でした。そんな友達が渋谷の裏の世界とかかわりを持ち、チームを率いて何事か成そうとしているのを見て、新太郎はそれを阻止すべく立ちあがります。

渋谷ではカラーギャングや暴走族が闊歩し、まさに世紀末の様相を呈します。なかなかファンタジックですが、田舎者の私からすれば「わ~都会は怖いところ…」と妙な誤解をしそうになります。

全身白づくめのカラーギャングが徒党を組んで練り歩いたり、池袋から対抗勢力がバイクに乗って集団で現れて通行人を襲ったりもします。

「そんなことあるかい!」と思いながらも、妙にワクワクしながら読み進めてしまいます。そんな大混戦の中、新太郎は桐生を止めるために、ヤンキー勢力にたった一人で立ち向かうことを宣言します。

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サムライソルジャーは個性の強いキャラが登場!

サムライソルジャーは個性の強いキャラが登場!

この漫画で特筆すべきは登場人物の心理描写と、それを可能にする画力だと思います。劇画調で描かれた作品で、その表情一つで何とも言い表せない心の葛藤を表現してきます。

ヤンキーものの華ともいうべきキザな立ち居振る舞いよりも、登場人物の気持ちがあふれかえる表情が魅力的な漫画だと思います。

 

もう一つ面白いのは、キャラクターの個性がたっていることです。

「いかにも」なヤンキーにとんでも要素を放り込んでくるのは漫画の定石ですが、その設定をこの画力でやってしまうので、インパクトは無限大です。

かなりシリアスなシーンなのに、色々と衝撃的すぎて「そんなんアリ?」と、笑ってしまう場面がちらほら存在します。

 

全27巻のヤンキー漫画ですが、最終的に物語としてのオチが付いたかどうかには議論があります。

後半が駆け足すぎてほったらかしになった伏線も多々ありますが、私は登場人物の彼らが一人一人自分の気持ちに整理をつけていく過程を見るのが好きでした。

そういう意味では、新太郎を含め桐生や敵対勢力の面々に至っても、それぞれの物語に終止符を打てていたのではないかなと思います。

 

ハッピーエンドや大円団と言った終わり方とは程遠いので、スッキリサッパリした終わりが良いという方にはおすすめしがたい作品です。

物語の登場人物についてあれこれ考えて、「こいつはきっとこう考えているからこれでよかったのだ」とか、「やっぱりこいつはまだまだやり残したことがあるから、ここで終わりはしないだろう、またなんかやるだろう」とか考えるのが好きな人には、登場人物の心情描写が際立ったこの作品は、是非お勧めしたいと思います。

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