漫画『あかちゃんのドレイ』の簡単なあらすじ・内容!結婚や出産、子育てを描く
今回は漫画「あかちゃんのドレイ。」のあらすじや内容を紹介します。
この漫画は作者の実際の結婚から出産、子育てまでの出来事をフィクションを加えながら漫画にしたもので、物語はヒロミ(作者自身)と言う女性が一人の男性と結婚するところから始まります。
結婚後もなかなか赤ちゃんを授かることが出来ずに悩んでいましたが、ある時めでたく妊娠することが出来ます。
喜んでいたのも束の間、今度は激しいつわりに襲われる日々の辛さが描かれ、辛いつわりに苦しみながらも早く出産の瞬間を迎えられる様にウォーキングや願掛けをしてみたり、つわりの辛い時期の中にも、その後に訪れる幸せな生活を夢見て過ごす日々が面白可笑しく表現されています。
そして、迎えた出産の時、感動の我が子との発対面の瞬間。出産という神秘的な非日常をリアルに伝えてくれるのです。
その後は赤ちゃんとの生活の中で起こる様々なアクシデントや感動、出産と子育てを経験した人であれば誰でも一度は体験したあるあるの出来事を綴っています。
赤ちゃんを前に空回りを繰り返す一生懸命な母親とそれを能天気に支える父親、怒りながらもすぐに赤ちゃんにメロメロになってしまう気持ちの変化や感動、喜びを隠さずありのままに描いています。
そして、すくすくと成長していく我が子の姿とそれに伴って成長出来たり、まだ足りないと反省をしたり、いつか我が子が自分の手を離れていくであろうことを想像してみたりと、複雑な親の気持ちと成長がたくさん描かれた漫画です。
漫画「あかちゃんのドレイ。」はこんな人におすすめ!
私がこの本を読んだのは、ちょうど出産を終えて赤ちゃんの子育てに奮闘している時でした。
出産前に抱いていた子育てへの憧れとは裏腹に、本やテレビのマニュアルには載っていないことがたくさん起こるので、子育ては想像の何倍も大変なものでした。
理想と現実のギャップに押しつぶされそうになることもありましたが、そんな時にこの本を読んで自分と似ていることに驚いたと同時に、辛いことさえも嬉しく楽しくなってしまったのです。
悩んでいるのは自分だけでは無く、皆同じ道を経験して母親になって行くのだと自信が持てます。なのでこの本は妊娠や出産をして、理想と現実のギャップに悩んでいる方に是非読んで欲しい一冊です。
また、子育てが一段落した方にも読んで欲しいです。
ある程度子供に手がかからなくなると時間と共に子供との昔の記憶も薄れてしまいがちですが、その時にこの本を読むことで過ぎた日々を懐かしく思い出すことができ、まだ子供の為にしてあげていないことや今ならしてあげられる何かに気付くことが出来ます。
もちろん、出産や子育てには縁が無い方が読んでも十分楽しめます。
この本を読むことで自分がどれだけ親に大切に育てられて成長したのか、今現在身近にいる子供や母親がどんな日常を送っているのかを考えるきっかけになります。
この本を読むことで何かを感じるきっかけになるかと思うので是非読んでみてください!