漫画『ジャイアントキリング』の簡単なあらすじや内容
今回はサッカー漫画「GIANT KILLING(ジャイアントキリング)」のあらすじや内容、試し読みできる電子書籍サービスを紹介します。
ジャイアントキリングは週刊モーニングで連載しているサッカー漫画で絵がツジトモさん、作画が綱本将也さんです。ジャイキリと略されることがあります。
物語の中心となるのは達海猛(たつみたけし)監督です。かつては日本サッカーの中心的選手でしたが、海外移籍直後に膝の故障が原因で若くして現役を引退します。
その後、イングランドのアマチュアクラブの監督に就任し、カップ戦でトップリーグのクラブから勝利を狙えるレベルにまでチームを勝負強く育て上げます。
「ジャイアントキリング」はサッカー好きにおすすめの漫画
その後、達海猛はかつて現役時代に日本で所属していた「East Tokyo United(以下、ETUと表記)」から監督業への就任を以来されETUの監督に就任します。
ETUの監督に就任後は周囲をアッと驚かす様な練習法・起用法を見せながら、残留争いに染まってしまっていたチームのメンタリティを少しずつ改善させていきます。
そして、前夜祭イベントで「今年の日本サッカーは俺が面白くする」と宣言し、リーグ戦に入り試合を通してチームクラブと共に様々な相手、そして自分たちの課題と戦っていきます。
その中ではETUの各選手やクラブスタッフ、サポーターもそれぞれの課題と戦います。また、時にはETUと戦う対戦クラブのドラマや日本代表にもフォーカスを当てて描かれている漫画です。
漫画「ジャイアントキリング」はまずJリーグを見ている人なら必見です。
後述のおすすめポイントにも書きますが、とにかく様々な視点から作品を描いていて、そのどれかは必ず読者のアンテナに反応します。もちろんそれは1つとは限りません。
また、最近の連載では試合に日本代表に関わるエピソードも増えてきました。そういった意味では日本代表が好きなサッカーファンも楽しめる作品です。
漫画「ジャイアントキリング」は様々な人の視点で描かれる
次にジャイアントキリングの魅力について簡単に紹介したいと思います。
とにかく最大の魅力は様々な人の視線から物語が描かれる事です。主人公の達海猛が最も多いのかというとそうではありません。
達海猛は各キャラクターが様々な困難や課題と戦う中で、その解決や克服のヒントを与えてくれる様な人物です。
ピッチで戦う選手はもちろん、試合を通しては相手チームの選手や監督の課題やドラマについても描かれています。
そのため、そのドラマの人物や描写が多く濃密に描かれる試合ほど、1試合でコミックス3巻分の長さになるといった事もあります。
そして、試合の中では同じくピッチの選手と共に戦うサポーターのドラマも描かれます。
ETUのサポーターは黄金期の後の低迷期を支えたサポーターが中心グループとなっていたものの、その応援方法や雰囲気が万人には受け入れられているとは言い難く、特に達海就任をきっかけに復帰したサポーター達との間で様々な軋轢が生まれてしまいます。
かつて達海が愛し愛された時代のサポーターと達海が去った後も支え続けたサポーターのそれぞれの想いを、時に達海本人やスタッフも交えながらシーズンの長い時間をかけて互いに向き合っていきます。
また、同じようにクラブスタッフも古今の課題と戦います。自分には何が出来て何が出来ないかを、時にはなぜ黄金期は崩れてしまったのか?などその課題は様々です。
それらの物語に代表監督や代理人、各選手を支える人々、選手の戦いを綴る記者の目線も交えながら描いていきます。
そんなボリューム満点の日本サッカーを描く傑作、それがGIANT KILLINGです!
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還元率もかなり高いのでオススメです。