漫画「闘将!!拉麺男」のあらすじ・内容・ネタバレ!ラーメンマンが主人公?

闘将!!拉麺男のあらすじや内容
漫画「闘将!!拉麺男」は、主人公のラーメンマンが最強の武術・超人拳法の伝承者の証である闘龍極意書を手にし、人々を苦しめる敵や闘龍極意書を狙う悪党、ラーメンマンの命を狙う悪・玉王との闘いを繰り広げていきます。

この作品は勧善懲悪で大変わかりやすいストーリーとなっており、悪をなぎ倒していくラーメンマンのアクションはとても爽快感があります。

闘いは一対一だけではなく、試合形式ではないラーメンマン対複数の敵といったケースも多いため、展開がバリエーションに富んだものとなっています。

ラーメンマンの迫力ある技も魅力で、中国拳法の作品ながら序盤に登場するプロレス技のキャメルクラッチやブレーンバスター、作者の命名センスの凄まじさが伺える烈火太陽脚、紅落陽脚や命奪崩壊拳、魔技・半鐘割り、覇王一本杭などの技が登場します。

中でも最も迫力のある技は、ラーメンマンの手から猛虎が放たれる必殺技・猛虎百歩拳です。見開きを多用した描写はとてもかっこよく、更に予想もつかないような猛虎百歩拳のバリエーションもいくつか登場します。

ヌンチャクなどの武器を使った闘いの描写も登場し、番傘で攻撃する番傘拳、牢で閉じ込めた上で牢に付いた鎖で振り回す傷刻牢獄など作品オリジナルの武術も大変ユニークなものです。

矛盾をものともしない勢いのあるキャラクター描写

矛盾をものともしない勢いのあるキャラクター描写

この漫画は話の整合性や矛盾といったものを考えず、面白さを追求しきった作品となっています。

片腕を失ったかと思えば次に登場したときは元通りの腕になり、再び登場した際また片腕になったりと笑える要素が多く含まれています。

ラーメンマンと戦う敵も個性的なキャラばかりで、初めは敵だったが改心して仲間になる毒狼拳蛾蛇虫(どくろけんがんだむ)や、何回死んでしまっても全く説明無く蘇るラーメンマンの味方・流星拳砲岩、35年間地下牢に閉じ込められながら10歳以下くらいの子供がいるラーメンマンの強敵・不死身胴白龍、ラーメンマンのクローン人間であるラーメンマンランボー、炎を体から発する事のできる体を持ちながら戦闘では毒蜘蛛を主に使っている紅蓮拳炎劉など、挙げていくとキリがありません。

時代設定を無視してハンググライダーを使う群鴉拳法の一団、飲むだけで相手を絶対服従させる薬を作ったソドム大王など、おかしなキャラクターが本当に多く登場します。

 

最終エピソードの中国皇帝のお守役を選抜するためのトーナメントの闘いで作品は未完となっていますが、エピソードごとのつながりは非常に薄く、序盤は一話完結の話が多いため、エピソードごとに読み進めても楽しめます。

キン肉マン好きはもちろん、キン肉マンを知らない方でも楽しめる漫画なので是非読んでみてください!