漫画「うえきの法則」のあらすじ・内容!中学生同士のバトルロワイヤル
漫画「うえきの法則」は神候補の天界人たちが、神の座を巡ったゲームをするストーリーです。
また、そのゲームの内容というのが神候補の天界人たちそれぞれが一人の中学生を選び、その中学生同士をバトルロイヤル方式で闘わせるという斬新な設定になっています。
しかし、それだけでは中学生の単純な戦闘力のみでの闘いになってしまいますが、一つだけ特別なルールが存在しています。それは天界人たちは中学生に一つだけ異能力を与えることができるというもので、その力を駆使して闘うのがこのゲームの醍醐味です。
そして、その物語の主人公となったのが中学生の植木耕助(うえき こうすけ)。
ただの中学生である植木耕助はパートナーの天界人である小林から「ゴミを片付けるのに便利だから」という理由でゴミを木に変える異能力を得てしまいます。しかし、植木耕助はその力を巧みに利用し、どんな相手にも勝利していきます。
ところが、植木にもどうしようもなく勝てない相手が現れます。そんな時に植木は心の底から強くなりたいと願うと、植木の腕には大きな鉄でできた砲台が現れます。
これは植木が人間ではなく天界人であることの証明に他なりませんでした。この鉄の砲台の能力は天界人の能力の一つであり、天界人は己を高めることで十の能力を得ることができるのです。
植木は順調に他の能力を得て連戦連勝、もはや敵なしかと思われた時、そこに立ちはだかったのは地獄人でした。
地獄人は天界人が天国の存在ならば、その対を成す地獄の存在であり、地獄人と天界人は長い歴史の中で対立していました。言わば地獄人は天界人の天敵であり、植木は地獄人に苦しまされることになりますが、その時その勝負を決定づけたのは植木の正義の強さなのでした。
漫画「うえきの法則」は中学生のみという設定が面白い
うえきの法則は前述した通り、天界を含めた地球スケールでのバトル漫画であり、バトル漫画独特のワクワク感はもちろん、中学生のみという設定が斬新で非常に面白い漫画です。
どんな異能力を持っているのか分からない相手が、どんどん現れてくるという所もこの漫画の魅力です。
そして、何と言っても欠かせないのは仲間の存在です。植木の人情により自然とついてくる仲間の存在や、友達との人間関係までもが物語を作り上げます。また、それが植木のパワーアップにも大きく影響していきます。
バトル漫に欠かせないのはその強くなる過程ですが、うえきの法則ではそのパワーアップの段階が少し遅く設定されています。
なので植木は常につらい闘いを強いられますが、そんな中で奇想天外な発想で勝ちを手にする。また、それに至るまでのドキドキ感が読者の心を引き付けます。このドキドキ感、ワクワク感を体験してみてはいかがでしょうか!
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