漫画「ろんぐらいだぁす!」のあらすじ・内容!

ろんぐらいだぁす!のあらすじや内容

最近は「弱虫ペダル」など様々な漫画の影響でロードバイクが流行っています。休日になると街中でロードバイクでのサイクリングを目にしますね。

100kmや200km、それ以上の長距離のサイクリングを『ロングライド』といいます。今回はそんなロングライドをテーマにした、ゆるふわ自転車漫画『ろんぐらいだぁす!』を紹介します。

 

2017年8月現在漫画は9巻まで発売されていて現在も連載中です。2016年10月からはテレビアニメも放送されました。

主人公の倉田亜美は大学1年生。ドジで運動神経ゼロの彼女が、ふと自転車屋の店頭に見かけた自転車に一目惚れします。

すでに自転車乗りである幼馴染の新垣葵とスポーツ自転車店へ赴きましたが価格の高さに仰天します。早速諦めかけたものの、別の自転車店で出会った折りたたみ自転車にまたもや一目惚れして購入を決意します。

購入後に葵とサイクリングロードを走行し、流れる景色や自分の力で進む感覚など、亜美は自転車の楽しさに気づきます。

そして大学の先輩たちと出会い、チームで長距離を走るフレッシュを知りロングライドの道へ。葵や先輩たちに支えられながら、亜美はさらに自転車の魅力を知り成長していきます。

漫画「ろんぐらいだぁす!」の魅力・見所

キャラクターがとにかく愛くるしい

ろんぐらいだぁす!の魅力

漫画「ろんぐらいだぁす!」では、亜美や葵を含めた『フォルトゥーナ』というチーム5人でフレッシュを目指し物語が進みます。作画もそうですが、5人とも魅力的な面を持っていて本当に可愛く、メンバー同士の掛け合いがとても楽しくて癒されます。

主人公の倉田亜美はドジで愛くるしい面がありながらも、まっすぐな性格で努力家な一面が魅力的です。

 

幼馴染の新垣葵はそんな亜美を、まるで姉のような目線で心配しながら見守っています。

大学の先輩にあたる西條雛子は亜美に対し言葉巧みにどんどん長い距離・過酷な工程を勧めていますが、誰よりも亜美の成長を喜んでいます。しかし小柄で可愛らしく、実家のアルバイトでコスプレをさせられ照れる様はたまらないです。

同じく亜美の先輩である一之瀬弥生は落ち着いた雰囲気で口数もあまり多くありませんが、自転車機材オタクで整備なども全て自分で行うなど頼れる一面もあります。

最後に雛子や弥生と同級生の高宮紗希は何かにつけ走りに行っている猛者です。食いしん坊で何かを食べている時が一番幸せそうです。

読んでいるだけでロードバイクに詳しくなる漫画!

漫画「ろんぐらいだぁす!」は読んでいるだけでロードバイク、特にロングライドに詳しくなれます。

ロングライドは明確に何km以上がロングライドであるという決まりはありませんが、作中では平気で100kmや200km走ります。

その中での栄養補給の注意点や登り坂でのコツ、下り坂でのブレーキの仕方などロングライドのコツや注意点が様々含まれています。

 

また、主人公の倉田亜美は全くの初心者の設定なのでロングライドに必要なグッズなども描かれています。

その他にも、電車などの公共交通機関で自転車を現地まで運ぶ輪行(りんこう)の仕方、洗車の方法、有名なロードバイクのコースなども登場するので、ロードバイクについて知りたい方は為になります。

漫画を読むとロングライドをしてみたくなる!

漫画「ろんぐらいだぁす!」の作者である三宅大志さんは、登場するコースを取材を兼ねて実際にロードバイクで走りにいくこともあるようです。

なので実体験に基づいた話も含まれているらしく、自転車乗りだからこそ感じられる感動の描写が実にリアルです。

走行時の苦痛やリタイヤの際の悔しさ、そして目的地に着いたときの喜びが細かに描かれています。

かわいいキャラクターとロングライドのリアルな描写。ロードバイクに乗ったことがない人もロードバイク乗りの人も癒されながら楽しめる内容なので、是非一度読んでみてください!