漫画「柔道部物語」の簡単なあらすじ・内容

柔道部物語のあらすじや内容

「柔道部物語」は岬商業高校柔道部を舞台としたスポーツ漫画でありコメディ漫画でもあります。

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主役の三五十五(さんごじゅうご)は中学生時代は吹奏楽部出身で全くスポーツにも縁がなかったのですが、入学した岬商業高校柔道部の練習をたまたま、見学に行ったことからストーリーが始まります。

1年生にも関わらず非公式戦で秋の大会デビューを果たし、一本背負いで勝利をおさめます。そして、1年生の秋の県大会でも活躍をします。2年生になるとインターハイではなんと個人戦で3位になります。その間にとにかく多くなライバルたちとの戦いを制し、自分自身を高めていくところは爽快です。

江南の樋口、木場工の飛埼といった県内のライバルたちをこの時点では追い抜いていたのですが、勝てない脅威の存在、そして高校生活の一番のライバルである講談館浦安の西野に完膚なきまでにたたきのめされ、さらなるレベルアップをはかろうとします。

そして、最終的には西野を倒して、高校から柔道を始めた初心者が日本一になるというストーリーです。

 

一見、スポ根やサクセスストーリー、シリアス路線を思わせますが全くそんなことはありません。

しかし、小林まこと先生の描写、そして柔道の専門知識の高さで柔道にまつわる競技は事実にそった内容になっています。

ちなみに、昨年からこの柔道部物語の次世代の作品として「女子柔道部物語」が連載されています。柔道部物語が終了して20年以上たってからの作品だけにその人気の根強さがわかるかと思います。

漫画「柔道部物語」の魅力って?

柔道部物語の魅力って?

この柔道部物語は主役の三五十五のキャラクターだけでなく、わきを固める岬商業の同級生や先輩、後輩、そして三五のライバルである全国の猛者たちのキャラクターも非常に際立っているところが大きな魅力です。

柔道素人が高校生になって初めて日本一になるわけですが、その素質を見抜いた顧問の元オリンピック候補五十嵐先生の存在は外せません。

 

そして、三五の特徴といえば集中したときに自分自身も気が付かないうちに「ひょっとこ口」になってしまうところ、そしてライバルに敗れた際には「円形脱毛症」に陥るという2つの点です。

これえらは作品を通じて何度か登場しますが、柔道のシリアスな描写とこの三五の姿の好対照な姿を見ていると、スポ根が好きな方でもコメディが好きな方でも引き込まれてしまうのがこの作品の魅力です。

また、三五が少しずつ強くなり全国の舞台で活躍する様子を見ているだけで、非常に自分自身もこうありたいという思いついつい重ねてしまうことがあります。気になった方は是非読んでみてください!